スナフキンに憧れて

旅先での素敵な出会いを発信するゆる~い紀行録です。

【シルクロード横断企画】ユーラシア大陸横断してきた。【第2弾】

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ここいらに行ってきます! #シルクロード横断 part2 8/27~9/22#from_Iran #to_roma #スナフキンに憧れて

 


皆さん、ご無沙汰しております。シンです。

 

えーーー、投稿がだいーーーぶ滞っておりますが、

流れをぶった切り、久しぶりに記事をアップしようと思います。

(ごめんよ、下書きのまま放置されたシベリアの思い出たち)

 


あれから今まで、というか夏休み何をしていたのかといいますと、、、

去年の夏に始まったシルクロード横断という夢を叶えるべく旅に出てました!

去年は中国の西安から出発し、ウイグル自治区カザフスタンと巡り、最後はウズベキスタンのムイナクまで移動したので、今回はその続き(といっても少し飛びますが)イランから再スタートし、ローマを目指して旅をしてまいりました。

 

途中、飛行機に乗り、電車に乗り、バスに乗り、タクシーに乗り、時には口車に乗せられながらも… 何よりも調子に乗り続け、いい気になったり落ち込んだりしながら、陸路で9カ国(イラン🇮🇷、トルコ🇹🇷、ブルガリア🇧🇬、セルビア🇷🇸、ボスニアヘルツェゴビナ🇧🇦、クロアチア🇭🇷、スロヴェニア🇸🇮、イタリア🇮🇹、ヴァチカン🇻🇦)を巡りまた1つ夢を叶えてきました😳


正直今回の旅も一筋縄ではいかず、むしろいつもの2万倍しんどかった気がしますが、振り返って見れば、その分ギュッと密度の濃い時間を過ごせたなと実感しています!


いやー、本当に楽しかった😂




そんなわけで!

前のシリーズを完結させてもいませんが、それと平行して、2018年8月27日~9月22日、イラン~ローマまでの旅の模様をゆるーくお伝えしていこうと思います!

 


 

秋学期も始まり背後では卒論が禍々しいプレッシャーを放っていますが、できる限り時間を作って投稿できるように頑張ります!


本当にゆっくりのペースになると思います。気になってるよーって方は週1程度でいいので覗きに来てください。

 

【ウラジオストック】ちょっとシベリア行ってくる【1日目ー後編】

 

【前編】のあらすじ:当日に準備を終え、家を飛び出したバカモノ。途中いくらかの用事で済ませながら関空から飛び立ち、ついにウラジオストック空港へと舞い降りた。シベリアの地を目の前にフワフワと舞い上がる心を抑えつつ、市街へと向かうのであった…

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時刻は19時。 ガラス張りの空港内から外に目をやる。かなり傾いているものの太陽はまだ出ており、日の光が眩しい。空港は市街から離れたところにあるため、空港周りには高い建物は見当たらず、のどかな平地が広がっているので、視野を伸ばしていくと遠くの山とも目が合う。日に照らされて鮮やかに輝く緑とオレンジ色に輝く大きな空の輝きの対比にうっとりとしながら出口へと向かう。いざ、弾ける明るさの中へ。

 

外へ出た瞬間、冷たく厚い風に何度も頭をなでられる。明るくひんやりした匂いに包まれ早くも異国を感じる。大きなの風を身体いっぱいに吸い込むと、いよいよ興奮に歯止めが利かなくなる!!!

 

 

「ついに、、キターーーーーー!!!」

「うわーーー、風やーーーー。気持ちいいーー!!!」

 

「あかん、でもちょっと寒い(笑)」

(注:こいつ今半袖の上にサマージャケットという格好です) 

 

はしゃぐバカモノ。お調子者。

 

爆発しそうな幸福感に包まれながらあたりをキョロキョロと見渡す。

とりあえず他の方のブログでも見たウラジオストック空港の写真を一枚。

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タクシーの客引きを一瞬相手にしつつ、バス停を探す。

(バス停はどこかなー、探す間にまた客引きに合うんやろかな?

わかりやすくて近いところにあってくれればいいんやけど…)

 

・・・苦節3秒。バス停を発見。

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本当に目の前にありました(;´∀`)

 

さっそくバスの運転手らしきおじさんに話しかけてみる。

「おっちゃん、乗せて!」

おっちゃん時計をトントンと叩いてなにやら伝えたい模様

「8時になったらねぇ」(´▽`)

 

現在時刻は7時過ぎ。(お、なかなか時間あるやん(;^ω^))

時刻表をチェックしてみる、バス自体は結構頻発しているようです!

 

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帰りに撮ったので背景は曇りです。

 

まだ社内には人がいないので、せっかくだからその辺をぶらぶらと歩いて過ごす。ウラジオストック空港は規模的にも小さいので、周辺もかなり閑散としているイメージ。やはり少し寒いけども、吹いてくる風は新鮮さに溢れ気持ちいい。一通り歩き回りバスの方に目をやると、車内には人影が。人がそろい次第出発してしまうのじゃないかという不安を感じ取ったので、少し前にバスに乗り込み出発を待つ…

 

小さなバスの後方のおひとり様シートに着き、さて、地図でも見ておくかと地球の歩き方を見ようとしたとき、前方から綺麗な声が聞こえてきた。

 

「日本人の方ですか?」

前の席からお姉さんがこちらをのぞき込んでいる。

いきなりのことで、絵にかいたように目を丸くする俺。

「はい、そうですよ!」

「あ、よかった」

「めずらしいですねー」

 

すると、車内の最前列からもまた声が。

「あ、私も日本からです!」

 

えーほんとですか、そうですか、ちょっと話しましょう、横並びましょ、そっちの席移っていいですか、はじめまして、、、

 

そんなこんなで、そこから市街まではお姉さん二人とお互いの話を… お名前は、何日いますか、目的地は、やっぱりシベリア鉄道乗りますか、バックパッカー歴は、お仕事は、恋人は、、、 いろいろとお話ししました。

 

まさに両手に花。Rさん、Mさんありがとうございました。

(ちなみにRさんの友達と内の兄貴が今度の仕事の関係で知り合いになった所だったというおまけつき。いやー世間はせまいですねー(´▽`) この話をバイト先でしたら、社員さんに「お前ら兄弟の世界が広すぎるんや!」と言われました(笑))

 

 

バスに揺られること一時間。ついに!ウラジオストック鉄道駅に到着ゥゥ!!!

 

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駅の前で三人で記念撮影を撮り、Rさんとはここでさよなら。お互いの旅の無事を祈ります。一期一会、大事!ありがとうございました!

そして、Mさんとは車内で話題に上がった“北朝鮮直営レストラン”なるものへ向かいます!

 

目的地は駅から市街と逆の方向、そして名前が名前だけに少し不安を感じつつ、二人で寒い寒い言いながら、ウラジオストックの港に目を輝かせながら少しずつ暗くなり始めた道をてくてくと進みます。

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あっちかなこっちかな?もーちょっと?ここら辺?と言っているうちに到着!

これがウラジオストック北朝鮮直営レストラン平壌です。

 

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少しビビっていた割に、思っていたより平和そうな外観にほっとする二人。入口から区切られてはいますが、おそらく建物自体はホテルで、その一階部分をレストランとして使用している模様。では、さっそく店内へ。

 

店内はアジアテイスト、お店のお姉さんは煌びやかでタイトなドレスでお美しいです。(写真撮っておけばよかったー)

 

腹ペコな二人はメニューを見つつノリと勢いだけで注文しました。

 

 

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左がピリ辛のスープ、美味しかった!右側はダック、ちょっとクセがありました(;´∀`)

 

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名物の平壌冷麺です!はじめ食べ方がわからず苦戦していましたが、見かねたお店のお姉さんが調理してくれました。

 

初めての北朝鮮料理、おいしくいただきました! 

 

おなか一杯になった二人。寒い寒いと言いながら来た道を戻ります。

Mさんには帰り道、色々なお話を聞いていただきました。あの時の熱意忘れずに頑張ります!

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、ウラジオストック駅に到着。

名残惜しいですが、ここでお別れ。Mさん、素敵な時間をありがとうございました!

 

 

さて、時刻は11時過ぎ。結構な時間。ここから宿を目指します。ネットにつなげないのでグーグルマップは開けませんが、まぁ大体の位置はわかっているし、何となく歩いていたら見つかるでしょ!

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・・・この余裕が苦労を生むとはこの時は思いもよらなかった…

(ここからは半分愚痴のグダグダパートなので流し読みでおkです。)

 

 

 とりあえず縮尺の荒い地図で大体の場所は分かっていのたので、その方角へ向かう。市街に向けて歩くのは初めてなので、新しい街に自然と足取りは軽くなる。…それにしても寒い(笑)夜も遅くなってきたので早く宿に着きたいところ。

 

暗くてあまりよく見えませんが、建物はすべてヨーロッパ風。大通り沿いは華やかです。

 

 

しばらくは新しい街の新鮮さにごまかされてきたものの、ある程度歩いて疲れが出始めた頃、ようやく異変に気付く。

 

ある程度歩いてきたが… あれ?道なくね??? 

どう考えてもこのブロックの中に入っていく小道が見当たらんのですが…

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この黒い線沿いが大通り。そしてその内側に入る道が見当たらない。。。

とりあえずもう一周大通り沿いを歩いてみる。端から端まではそこそこの距離。港町ならではなのか勾配がかなりキツイ。そして、この時間・この寒さ。しんどいなー(;´∀`)

重くなってきた足を引きずりながら、どうにかこうにか念入りに2周目を終える。

・・・。いや、やっぱり道ないよ(笑)

 

 

 

いや、あることはあるんだけどさ、明らかに真っ暗で路地なんだよね。もうTHE路地って感じ。通りからでは奥側がどうなっているのか判別つかない。暗闇と静寂と未知への恐怖が凄い。できるならば通りたくないけれど、もうどうしようもない、しゃーーーーないなーー腹くくって突入さ。

 

大通り沿いの大きな建物の間の細ーい道をおそるおそる進む。大通り沿いの雑踏が一瞬にして消え、冷たく鋭い静けさが襲ってくる。何とか突き当りまで進む。何も無い…戻ろう。

 

また別の路地を攻める。もはや砂利なった道を進む。目の前に木々に覆われたガレージ。怖すぎる。左には家と家の間を縫うように階段が続く。…とりあえず、左。階段を進んだ先、何も無し。宿の方向的にはガレージの奥側。仕方ない。進む。めちゃくちゃ怖いけどとにかく進む。高い壁の前で行き止まり、何もない。と、思いきや手作り感満載の木製の階段が。上るしかない。慎重に上り、壁の上側へ。これまたTHE路地って感じ。勘弁してくれよ。。。

 

その後も暗闇に包まれた怪しさ満点の路地を攻め続ける。その姿まるで比叡山を駆け回る修行僧のよう。そんなこんなで宿捜索から1時間。そこそこの恐怖体験もしましたが、ここまでくるともはや路地の怖さに対する感覚も麻痺し始めてきた。

 

「いや、宿どこやねん⊂⌒~⊃。Д。)⊃」

そーいえば、宿を取る時、“宿に看板がなく見つけにくい”と口コミがあったけれど、まさかここまでとは。どーすっかなぁ。

 

現地の人に聞こうにも時間が時間なだけに人気が少ない。そして、おそらく英語のわかる人もいないでしょう。うーん困った。

 

そんな通りでたたずむバカモノ前にはウラジオストック1どでかいホテルが。

(いやー、さすがにこのレベルとなると英語でもいけるでしょ)

そして、ヒュンダイという高級ホテルの車の入出庫を管理している守衛さん?のいる小屋へ助けを求めてみる。

 

「お兄さん、ヘルプミー( ;∀;)」

(`・ω・´)「お、どうした??」

 

幸い簡単な英語が通じたので事情説明。かくかくしかじか…

宿の位置をグーグルマップを元に説明してくれます。

 

(`・ω・´)「わかった。この道をいって…」

 

 「ありがとーーう(T_T) 向かってみるよー ・・・ん?」

 

ここで一抹の不安が。というのも先ほど路地を駆け回っているとき、たまたま外でたばこを吸っていたアジア系のおっちゃんに遭遇したんですよ。おそらく宿はこのあたりかなと思っていたので声をかけてみたところ、英語は通じなかったものの、「この道をまっすぐいって…」的なことをジェスチャーで教えてくれたんですよ。それを信じてまた駆け回り…

 

でもね、今教えてもらった場所。そのおっちゃんが立ってた真横の家なんだ。。。

 

そんな不安の顔を感じ取ったのか、ホテルのお兄さんが小屋の窓から顔を出してこちらに向かって叫びます。

 

(`・ω・´)「もしわからなければ、またここに来てくれ。俺が助けになる。」

 

かっこいいぃーーー。惚れた。おれ、惚れちゃったね。

とにかく言われたとおりに行ってみる。やはり、思っていた場所に到着。外観は普通の家と変わりなく、看板も何もないので判別がつかない。

 

(どうするよこれ、さっきのおっちゃんは違う言うてて、あのお兄ちゃんはおそらくここ?って言うてるし・・・)

 

結局、この時間(深夜1時半)に間違ってインターホンを押すのも忍びないのでまたヒュンダイへ…

 

(`・ω・´)「どやった」

( ;∀;)「お兄さん、俺今すごく混乱してる」

 

興奮気味に経緯を説明。首をかしげるお兄さん。

仕方がないと、このお兄ちゃんが宿の人に電話をかけてくれてスタッフが迎えに来てくれることに。そしてなんと、このお兄ちゃん途中まで案内すると、持ち場を同僚と交代してついてきてくれました。優しい。神。

 

途中色々と話をしながら向かい、真ん中あたりでホテルのスタッフと出会いバトンタッチ。おそらく同い年ぐらいの青年。金髪がキマってます。

 

「すまなかったね、こんな時間なのに」

「いや、こちらこそごめんなさい。それにしても、ほんまにめっちゃ迷ってん。ずーっと道歩いてたけどわからんくて、そのうえ途中に会ったおっちゃんにも…」

「あー、英語よくわからなくて、もう少しゆっくり話してくれ(;^ω^)」 (すまん)

 

「で、荷物はどこにおいてるんだい?」

「ん?この鞄だけやで」

「マジかよ(゜゜)」

 ふと荷物の少なさを思い出す1シーンでした(笑)

 

 

やーーーーーっとの思いで宿に到着。宿自体はすごくいい感じ。部屋は地下1階、今回は10人部屋。数名は床に就いているご様子。(そらそうよ) 簡単に荷物だけ整理し、ベットに倒れこむ。いやー疲れたね。初日からいろいろあったなと思いつつ、なんやかんやネタが増えて満足なご様子。明日はもっと楽しい日になる事を祈りつつ、二段ベッドの下側で眠りにつく。

 

 

 

後半だいぶだれましたが、そんなこんなで1日目終了です。

いよいよ動き出すウラジオストック旅行!続きは【2日目】で!

 

【ウラジオストック】ちょっとシベリア行ってくる【1日目-前編】

 

 

2018年6月15日旅立ちの朝。

いつものように間抜け面をして起きる。時刻は午前9時。

 

 

いつものように歯を磨き、いつものように顔を洗い、いつものように朝食を食べながら思う。

 

(あー、夕方にはシベリアにいるんか俺。)

いつもとは違う状況……

 

・・・急にワクワク感が押し寄せてくる 。

(今日シベリアに行くんやーーー!!!うおぉぉぉぉーーー)

 

(フライトまで残り約7時間。シベリアが俺を待ってる… その前に荷造りせな。)

もちろん前もって準備とかできてません。take it easy

 

そんなこんなで荷造り開始。荷物はこの鞄に入る分だけ。

 

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高校生の頃使っていた鞄。久しぶりに使いました。

 

「え、少なっ!」とお思いでしょう。普段からかなり身軽な私でもこれにはちょっぴり少ないなと思いはしましたが、(飛行機での荷物制限もあるし、)3泊4日ぐらいならこのくらいで十分。毎度の旅行での試行錯誤の賜物ですね。もっと言うと、お土産分のスペースを残しておいたので、この鞄3分の2くらいには収まりました。 それはそうと、手ぶらでシベリアってロマンじゃない?

 

因みに、偉大なるスナフキン先輩はこんな名言を残しています。

“旅に出るのに大きな鞄は必要ない、口ずさめる鼻歌が1つあればいいのさ”

 

カッコいい… その背中、追わしていただきます。

 

 

そんなこんなで荷造りも終え、12時ごろ家を発つ。無事に帰ってくるよ!

途中、郵便局で今日までの就活関係の資料を投函し、いざシベリアへ!

 

郵便局を出て、旅行中よく聞く曲をiPodで流しながら、意気揚々と駅へ向けて歩き出す。少しでも早く前へ進もうと突き動かすこの心、溢れ出るエネルギー、その様まるで豪雪地帯でもお構いなしに進むシベリア鉄道のよう!俺を止められるもんなら止めてみろよ!!!

 

 

・・・あ…

 

 

眼鏡忘れた・・・

 

 

仕方がなく早々に帰宅。バカ、マジでバカ。。。

 

まさか眼鏡に止められとは…

 

 

 

気を取り直して再出発。旅にトラブルはつきものさっ!

 


いつもは早朝のフライトだったので京都駅からリムジンバスを利用していましたが、今回はフライトが夕方ということや、電車の方が安いこともあって電車で行くことに。

 

いつもは出発時から関空行きのバスなので、車内は皆それぞれ空港からどこかへ旅立つ人。でも今日は違う。

 

少し周りを見渡してみる。車内にはたくさんの人。高校卒業ぶりに偶然出会って今にも恋が始まりそうな大学生の男女や、サッカーの話を上機嫌で続ける上司と相槌を打とうと頑張る部下の会社員コンビ、慌ただしく鞄の荷物を整理するお母さんとお利口さんな小さな女の子、仏のように優しく微笑むおばあちゃんに白髪が似合う少し仏頂面のおじいちゃん、車内でもアツアツなアジア系のカップル観光客、車内の路線図を必死に眺める欧州系のバックパッカー… 


ほんとに色々な人が乗っている。それぞれがそれぞれの今日を生きているんだなと、当たり前なんだけど何だか不思議な気分。


自分が高校生ぶりにこの鞄を使って(そしてこんなに鞄を膨らまして)今からシベリアに行く特別な日だなんて知ったこっちゃないよね。(そっか、周りから見たらただの通学中の大学生よな、皆のことは知らないけど、皆も俺のことなんか知らない。でも皆それぞれの毎日を生きてるんだよね… 一期一会を大切にしよう。)


と、少しセンチな気持ちになりながら日々の様々なことが頭をよぎる。そうして電車に揺られているうちについに関空に到着。

 

 

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関空駅とはわかっているけれども、その駅から空港への近さに驚く。

 

とりあえずチェックインを済ませ一段落。今回はS7航空で、15:50のフライト。直行便です。まだ少し時間があるので、その間にお昼ご飯を済ませ、ダイソーで小物を買い足し、少しだけ現金をルーブルに換える。ちょっとお高い相場ですが、空港~市街へのバス代のためやむなく両替。そうこうしているうちにいい時間になったので、出発へと向かう。もう関空には慣れたもので、手荷物検査から税関等々スムーズに済ませ、ターミナルへ。

 

 

 

さて、出発の前に1つ済ませなければいけないことが…

そう、今朝郵便局で出したのは来年度から入社する企業への内定承諾書。

電話でも一方入れておかなくては。

 

フライトの搭乗アナウンスが流れるころ、電話をかける。prrrrr

あいにく企業説明時~面接まで担当してくださっていた方が席を外していたようですが、同じ採用担当の方にかくかくしかじかで内定承諾の連絡をお伝えする。喜んでもらえたようでこちらも嬉しい。その後事務的な話をした後、いよいよ本題へ。

 

 「――ただ1つお伝えしなければいけないことがありまして… この後にもし〇〇様(担当の方)から折り返しで電話をいただいても今からシベリアに旅立つので、電話に出ることができませんでして…」

 「え、シベリアっ!!??」

 

百点満点のリアクションありがとうございます(笑)その返しを待っていました(笑)

これで心置きなく旅立てます。

 

 

よし!もう旅立つ前に済ますべきことは済ませた!

と、掃除に搭乗の最終アナウンスが流れる。

 

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そして、ついに搭乗!

関空発といえどもウラジオストック行きは、やっぱり周りはロシア系の方がほとんど。座席へと向かう途中、すでに席についている方々からの好奇の視線を感じる。まだ日本とはいへ、機内には母国ロシアへと帰る人がほとんど。さっそくマイノリティを感じると共に、旅のなつかしさが甦えってくる。荷物も少ないので特にもたつく事もなく席に着き、その時を待つ。

 

――滑走路をしばらく周回した後、エンジンが 轟音を上げ、離陸体制が整う。

今回は一瞬だけども、日本とはしばしのお別れ。無事帰ってくるよ!

 

朝からすでにいろいろあって疲れた私は、離陸後間もなく微睡みの中へ。。。

 

  

関空を発って早2時間。まもなく到着とアナウンスが流れる。

 

機体がシベリアの地を数回ノックした後、 シベリアへの玄関口、ウラジオストック空港への着陸は無事に完了。同時発生的に機内に拍手が沸き起こる。

 

そして、俺の心には高揚感が沸き起こる。

……やってきたぜぇ… ここがシベリア・ウラジオストック

 

一段落ついて機内から空港へ移動し、すぐさまイミグレへ。小さい空港ということもあり、到着がこの便だけだったので、とくに混雑することもなく進み、入国審査の窓口が見えてくる。

 

第一待ち人発見!初めまして、あなたがこの地で最初に話す人!必要以上にテンションが上がる。その気持ちのまま意気揚々と入国審査のお兄さんに覚えたてのロシア語を披露してみる。

 

「Здравствуйте!」(こんにちは!)

「……」かすかな会釈と共に無言で手が出てくる…

 

この温度差よ(笑)違うところでシベリアの寒さ感じちゃった。

 

まぁしゃーない、向こうにとっちゃ何の特別性もないただのツーリスト。パスポートと電子ビザを渡して、入国時にはお決まりの受け答えを済ませて待つ。……が、

 

・・・ちょっと長くない?窓口とは別の人が来て何やら会話している。(んー、大丈夫かな(~_~;))“電子ビザでの入国の際には時間がかかる場合があります”というネットでみた噂が脳裏によぎる。

 

(あれ、これアカンやつか)と本格的に心配になってきたころ、何事もなくパスポートとビザが返却させる。パスポートを開くと、順番などお構いなしに一番初めのページにピンク色のスタンプが押されている。うん、全然問題なしでした!

 

その後、もの凄く簡素なつくりに驚きながら建物の中を進み、Baggage Claimの部屋にたどり着くと、受け取る荷物もないのでその場を冷静沈着に素早く通り抜け、これまたビックリするぐらい緩い検査のゲートを今度は落ち着いてくぐり抜け、最後にようやく空港ロビーへのゲートを出るとまたビックリ!

 

高い天井に目の前にはガラス張りの壁。目の前がパッと明るく広がり、すでに抑えきれなくなりはじめている高揚感をさらに刺激する。

 

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ふわふわと狭い空港内を歩いていると後ろから声をかけられ振り返る。そこには手にぶら下げた鍵を見せるおっちゃんが一人。

 

お!キタキタ!タクシーの客引きのおっちゃんや!

 

「hey,Mr. taxi, taxi」 この問いかけは万国共通なのね。

「ごめん、おっちゃん!お金ないしバス乗ってくわ!」

「……」(特に引き留めず立ち止まるおっちゃん)

 

軽い(笑)すっごく軽い!観光客やで、金ヅルやで?

これがモロッコウズベキスタンなら数分はついてきます(笑)

 

その後狭い空港内を歩いてると他のおっちゃん達よりは少し商売人なおっちゃんに2度目のエンカウントをしましたが、「バス使うで」の一言で諦めてくれました。やはり観光客が少なくて押し売りする経験がないのかな? もしくは、久しぶりこの質問にニヤニヤし過ぎて気味悪がられたか…

 

 

狭い空港内も一通り歩き回り、すぐに見るところはなくなる。3日後には素敵な思い出とともに戻ってきていることを願いながら、未知との遭遇への期待を胸に出口へと足を向ける。

 

 

さて、市街を目指すか!

 

 

 

 

何だか入国までですでに長くなってしまったので前編・後編に分割します(^^;)

ようやく現地に着き、浮足立つバカ者。その続きは後編へ! 

 

 

【ウラジオストック】ちょっとシベリア行ってくる【プロローグ】

 

 

「そうだ、シベリア行こう」

 

 

 

5月の半ば、箒で雲を掃いたような青空が広がる昼下がり―…

煌めく春の季節にこんな時間まで寝てしまったのかと倦怠感を感じつつ

昨夜のバイトの後、風呂にも入らず寝たことを後悔しながらシャワーを浴びる男が一人。

就活も早々に終え、カウントダウンが始まった残りの学生生活について考える…

 

(もう卒業まで時間がないなー、もう就活も終わったしなー、何か始めたいなー、今しかできない事をしなきゃなー…)

 

(んー、やっぱり春休みなんやかんやで旅行に行けんかったし、どっか行きたいよねー…)

 

(でも授業もあるし、バイトは毎週固定のシフトで入ってるし、何時もみたいに長期では無理やなー…)

 

(てことは、近場しか無理よなー、でも東南アジアとかは友達と行きたいし、中国は一部だけやけど行ったことあるし、、、)

 

流れるシャワーの水さえどろどろにしてしまいそうな混濁した思考の中、

この後先考えないバカな男は、ふと!思いついた!

 

 

「そうだ、シベリア行こう」

 

 

そうや!シベリアなら近いやん!てことは… ウラジオストックか!

北海道くらいの距離で、確か2時間くらいで行けたはず… 

1都市だけなら週末だけで十分回れるし、旅費もそんなにかからんはず…

 

行ける!これは、行けるぞ!!

 

そんで何より “シベリア” ってワードにロマンしか感じん!

“シベリアに行ったことがある”って言いたくない???

 

 

そんなこんなで風呂から飛び出し、身も心もスッキリしたスナフキンに憧れるバカ者はこの弾丸旅行の計画を練り始めるのであった。

 

 

 

シベリアに行こうと思い付き、旅行に行くと決めたはいいものの、少しだけ冷静になってみる。そうして、もう少し細かく費用や日程、その他諸事象についていろいろと考えた結果、最終的な候補地に挙がったのは4つ!

 

 

№1:シベリア → ウラジオストック

 

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シベリアに行くってロマンじゃない???

やっぱり地の果てというイメージが冒険心をくすぐる。シベリア鉄道とかね。

西洋史歴史学専攻の自分からすると、近代史上にも何度か出てくるような場所なだけになおさら気になる。

おそらく今後いろんなところで話のネタにもなるし(笑)

皆が知っているようで知らない場所、一度は行ってみたいよね!

 

 

№2:ウランバートル(モンゴル)

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http://tabippo.net/mongol-worldheritage/

 

 

遊牧民の生活って憧れるよね。

ゲルにも泊まってみたい。羊飼いになってみたい。大草原の中で星を見たい!

世界史ガチ勢のry... モンゴル帝国チンギス・ハーンの地。気になる。 

澄んだ空気、どこまでも続く平原と空。あぁ、風を感じる。……行ってみたい。

 

 

№3:チベット(中国)

 

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山奥で修練する僧の生活、魅力的だよね。

行きたい!いつかは絶対行きたい!!五体投地したい!!!

人里離れた山岳地帯という過酷な地で信仰を守る人々の生活。これぞまさに秘境。

その文化的・地理的神秘性が俺の心を惹きつけてやまない。

 世界史ry... 絶対に行きます。

 

 

№4:北朝鮮

 

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http://js-tours.jp/archives/745



国交のない地。これはゾクゾクする…

バックパッカーなら一度は夢見るのではないでしょうか???

 国際的にも話題に上がる国。その内実をこの目で見てきたい。

南北首脳会談も実現したし、近い将来もしかしたら“北朝鮮”という国がなくなるかも…

このチャンスを掴むには今しかない!!!

 

 

とりあえずこの4ヶ所から絞り込もう。

1番問題になるのは日程。さすがに授業を休んでまで行くのはダメだ。加えて、バイトが固定シフトなのでそこに穴をあけるのも忍びない。となると週末限定。この条件は守りたい。そんでもって、夏にはまた大きく旅行に行きたいしあまりお金をかけられない…

この2点を考慮すると、モンゴルには行けてもゆったり遊牧民生活は厳しそう。チベットはお金がすごくかかるし、入国には少し準備が必要で日程も厳しい。北朝鮮もお金と日程が合わなさそう。残るはシベリア=ウラジオストック。「シベリアに行ってくる」ってワード、人生で一度は言ってみたいよね。よしっ!不凍港、凍らしてくるか!

 

 

はい、決定! 今回の旅先はウラジオストック

かくして、バカな日本産スナフキンはシベリアの地向かうのであった……

 

 

 

余談ですが、、、

この時点で予定日一週間前(笑)予定は空けておいたけれども目的地を決めるのにグズグズしていたのでこんなことに。けれども、ロシアビザの緩和等により、労力的にも金銭的にもかなりスムーズに行けることに!(詳しくはコチラ↓の【ビザ編】にて)

 

tabizure.hatenablog.com

 

 

 

もう追い風が凄い。これは神意の導き。行ってきます。

 

 

 

【ウラジオストック】 弾丸旅行・ちょっとシベリア行ってくる 【準備編】

 

 

「ちょっとシベリア行ってくるわ」

……これほど魅力的な言葉があるでしょうか??

 

言ってみたい… 1度でいいから言ってみたい、し、行ってみたい!

 

そんなわけで、このセリフを言いたいがためだけに、2018年 6/15-18日、

日本から2時間、ロシアはウラジオストックへと旅立って参りました!

 

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そこで得た経験を基に、そんなロマンあふれる言葉を言ってみたい方必見の、ウラジオストックまでの行き方や入国方法、お役立ち情報を【準備編】では共有したいと思います。

 

 

主な内容:【ビザ】【フライト】【空港~市街移動】【お金】【食事】【気候】【言語】 

 

 

【入国方法:ビザ】

ロシアへの入国はビザが必要です。そのため、ロシア大使館への申請が必要不可欠。

(え、どうやったらいいんだろう…)と、お思いの方、心配ご無用。

2017年夏よりウラジオストックへの入国に関しては、ネット上で簡単な手続きをするだけで、ビザを申請できるようになりました。気になる審査期間ですが、私の場合は申請から2日で受理され、電子ビザが送られてきました。早い!後は送られてきた電子ビザを印刷して持っていくだけ!(電子ビザが始まったころは税関で待たされる事があった??ようですが、受け入れに慣れてきたのか問題なくスムーズに入国できました。)

 

詳しい申請方法は、こちら:ウラジオ簡易ビザの申請から入国まで!! | ウラジオストクの方が丁寧に紹介なさっているのでご覧ください。私もこちらのページを見ながら手続きしました。非常に助かりました。ありがとうございます。

 

手続きは、パスポートナンバーや、住所、目的など、基本的な情報を手順に沿って打ち込むだけですので、15分もあれば申請できちゃいます! 唯一「ん」!?となったのは[訪れたいロシアの地方]の所。選択肢が3つあるのですが、表記が全てロシア語。ウラジオストック沿海州なのでPrimorsky Kraiを選択してください。

(個人的には写真の所で顔を既定の枠にはめるのに苦労しましたが(;´∀`))

 

 

【飛行機:時間と費用】

ウラジオストックへは日本からの直行便もあり、たった2時間で行けちゃいます!意外と近いのです。なので、旅行会社などでは“2時間でいけるヨーロッパ”と銘打ってプロモーションされていたりします。

 

貧乏学生な私はもちろんトランジットバリバリの安~い便を選択。

思い付きで旅行を決めたので、出発1週間前という条件でしたが比較的安いチケットをゲットできました。65,000円くらいだったかな?

往路:15:50 ウラジオストック(VVO) → 18:55 関空KIX)、復路:10:40 ウラジオストック(VVO)→ 12:10 成田(NRT)18:55  → 20: 30 関空KIX)でした。

時期によっては50000円代もあるみたいなので要チェックです!

 

私がいつもお世話になっているトラベルコちゃんはコチラ ↓

ウラジオストク空港(ウラジオストク)行き格安航空券・LCC・飛行機チケットの最安値・相場を比較・予約(東京発)【トラベルコ】


  

【空港から市街へ】

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ウラジオストック空港(VVO)からは、電車やバス、タクシーを利用できますが、、、費用の観点からだと、バス(200ルーブル)<電車(220~300ルーブル)<タクシー(1000~1500??)となります。

 

電車の場合は、空港と直結しているので、建物が続いている方に歩いていけばOK。バスの場合も、空港のすぐ前(ほんとに目の前!)にあるので簡単に見つけることができます。ただ、これらの公共交通機関の最終運航時刻は、電車が17:30、バスが20:30までとなっているので、深夜に到着される方は注意が必要です。個人的には、バスの発車時刻が30分間隔と多いので便利だと思います。タクシーもそのあたりに止まっているので問題なし。他の国と比べると、タクシーの客引きはそんなにしつこくなかった印象。

 

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私は行きはバス(20:00発)、帰りは電車(7:00発)を利用しましたが、どちらも問題なく快適に利用できました。

 

どの手段でも約1時間ほどで市街まで行くことができます。

 

 

【お金:物価】

ロシアの通貨はルーブルです。表記はP。(ボルシチ:410pといった感じ)

2018.6月では、1ルーブル=1.7円程度が相場で、現金に換えると1ルーブル=約2円といった具合。物価は日本と同じくらいでした。

クレジットカードが使えるところも多く、私のような弾丸旅行だとそこまで現金に換える必要は無いかな?といったところ。ただ、私の場合は泊まったドミトリーが現金払いであったために、現金に換えざるを得ない場面はありました(3泊、1650ルーブル)。その他、空港から市街のバス代や、路上の屋台など現金で支払う場面はありましたが、常にクレジットカード払いの方なら1000~1500ルーブルくらいあればいいかな?

 

因みに、ウラジオストック市街には日本円を扱っている両替商がいくつかあり、困った時にはすぐに利用できるのでご心配なく。

 

個人的な経験からの注意点は、“ルーブル表記マジックに注意!”です。

例えば、レストランで「ボルシチ:410p」といった表記を目にすると、(あ、410円か)と、勝手に円感覚に脳内変換されてしまうので、どーしても安く見えてしまって…^_^; (←バカなだけでは)

なので、注文や支払いの前に冷静になる注意が必要??

 

 

【食事】

シベリアはロシア。。。ボルシチピロシキビーフストロガノフ、etc... ロシア料理、食べましょう!

本格的に食べるとなると、前菜、スープ、パン、メイン、デザートというコース運びになるようですが、かなり胃袋に厳しそう。

 

ロシア料理を出すお店はいくつかあるようでしたが、私はその中から二軒ほど行きました。 おすすめは、ウラジオストック鉄道駅の向かいの坂を少し上った先にある“ノスタルジア”というお店!そこそこいい値段はしましたが(スープ、メインで740p)、味は最高でした!ボルシチ美味しかった~(*´Д`) この点に関しての詳細は別の記事へ!

 

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因みに、「ピョンヤン」という北朝鮮直営レストランなんて何て物もあります(´-ω-`)

私はウラジオストック空港について2時間後、そこで夕食を食べていました(´∀`*)ウフフ

 

もう1つ、ロシアといえば「お酒」ですよね。ビール好きの筆者としてはローカルビアを飲みたいところ!金銭的な余裕が無かったので、食事以外では飲みませんでしたがバー的なお店はそこかしこにあったので余裕のある方はぜひ!

 

その外にも道端でホットドックなど軽食を売っている露店などもたくさんありました。

 

 

【気候:服装】

「シベリアってめっちゃ寒いんでしょ?」とよく聞かれたのですが、正直私が行った6月ではそこまで(氷点下の豪雪のイメージ)寒くなかったです。それでもバカな著者は半袖にサマージャケットという格好で行ったので朝はすごく寒かったのですが(^^;)

 

短絡的ではありますが、緯度で言うとウラジオストックは北海道と同じくらいですので、北海道に行ったことある方はそのイメージで良いのではないでしょうか?

 

二日目以降はインナーを長袖に変更しましたが、朝はかなり寒かったのでもう少し厚手の物や重ね着ができるようにしておくといいと思います。

 

↑完全に個人の主観で書いているので、詳しくはグーグル先生にお願いしますm(__)m

 

 

【言語】

ウラジオストックはロシアの極東ですが、もちろん皆さんもロシア語話者です 。

地理的要因から英語圏とも離れているため、英語が通じる事は極めて稀ですが、観光地や駅、レストランなどでは、ほんとうに簡単な単語レベルに限ってなら会話は可能なのでそこまで苦にはなりません。しかし、細かく聞きたいことや、文章で質問する場合はほとんど通じないと思っておいてください。実際、道を聞こうと超高級ホテルの守衛さんに話しかけてみましたが、彼らですら英語を話せる方は少なかったです。(もっとも、スマホの自動翻訳で対応してくださいましたが)

 

そんなわけで、私は外国人の対応慣れているだろうドミトリーに宿泊していました。それでもお互いたどたどしい英語しか話せませんが、十分情報収集できました。

 

言葉の壁はありますが、伝えたい気持ちがそこにある限り、お互いに通じ合う事はできます(`・ω・´)! こっちが必死に身振り手振りで伝えようとすると、気持ちを汲み取ってわかってくれるのであきらめず話しかけてみてください。

僕自身、公園で80歳くらいのおばあちゃんとロシア語⇔日本語で無理やり会話?していました(笑)詳しくは旅行記のページへ!

 

 

 

 

 以上、需要が多いかなと思った点について書いてきましたが、 もっと詳しい情報を知りたい方はコチラ ↓

 

A32 地球の歩き方 シベリア&シベリア鉄道とサハリン 2017~2018

A32 地球の歩き方 シベリア&シベリア鉄道とサハリン 2017~2018

 

 

思い立ったが吉日、さっそくポチってしまいましょう(`・ω・´)

 

次の記事からは私の旅行の実際の様子を時系列でゆる~く投稿していくので、良ければそちらも読んでみてください!

 

 

その他質問がある方はできる限りお答えしますので、コメント欄にお願いします。

 

 

はじめましてと、よろしくね

 

どうも、はじめまして この度旅行記ブログを開設したシンです。

いつか旅行記ブログを書いて、色んな人々に思い出や情報を共有できたらなぁ… と、

ずーーっと思ってたのですが、ついに始めちゃいました!

 

このブログは投稿者が旅先で出会ったドラマを発信するゆる~い紀行録です!

 

 

このブログを始めた理由はいくつかあるのですが…… 大きくは2つ!

 

①自分も次の旅人のための情報を提供したい!

②皆さんが何か行動を起こすきっかけになりたい!

この2つがこのブログの目的と挑戦です!

 

これらの経緯として、、、

自分が旅立つ前、様々な旅行記を読んで次の目的地を決る事も少なくありませんでしたし、実際に旅程を考える際にも、色々な人のブログから得た情報に助けられた経験は数知れず… これからは自分が助けていただいた恩返しとして、自分が経験した事や旅の情報を提供することで、世界に一歩踏み出す次の旅人の助けをしたいと思っています。

 

そして、自分の体験した事や旅の魅力を発信するという行為を通して、

何か世の中の人に何かポジティブな影響を与えられればなと思っています。

というのも自分自身旅を通して成長したなと思う点はたくさんあって…

例えば、異なる価値観に触れて自分の中に他者を迎え入れる姿勢とか、自分で一歩踏み出してみる勇気とか、失敗を乗り越えていくメンタルとか、なんでもやればできるんだという自信とか、、、

旅を通した学びは例を挙げればキリがありません!

 

し か し !

これらの経験はすべて未知の領域へ一歩踏み出せたからこそ得られたものです。

 

(その一歩までにいったいどれだけの時間がかかったことか( ̄▽ ̄;) )

 

 

そして、そうした僕の不安を和らげて背中を押してくれたのが、

先人の旅人のブログであったのは皆さんもお分かりいただけると思います。

 

なので、僕のデタラメながら何とかやっていっている経験を見て

「あ、こんな感じでもやっていけるんだ」と思っていただき、

皆さんの一歩目を支える力になれれば幸いです。

 

加えて、余談ですが、

最近自分は本当に恵まれた環境にいるんだな… と思うことが多いのですが、こういった考えを実感できるようになったのも旅に出てたくさんの人にあって、たくさんの価値観に触れ、異文化・他者との関わりの中で芽生えたものだと思っています。

そういった自分の世界を広げるきっかけがこのブログであればなぁと思っています。

 

 

……ちょっと長くなりましたね(;´∀`) 

続きはまた別の機会に熱~く話します(笑)

 

 

と、まぁ長々とちょっとクサいようなカッコいいような事を言ってきましたが、

まぁ一番の理由としては、何よりも単純にやってみたかったんですよね(笑)

 

自分が発信者になってみたかった。喜びや楽しみを共有したかった。そんなところです(´-ω-`)

やりたいと思った事はやっていかないとね! 人生楽しんだもの勝ち!

暖かい目で見守ってくださいm(__)m

 

その他の細かい理由や私のバックグラウンドなどは、

また機会があればどこかで詳しくお話できればなと思います。

 

 

これからのブログの記事の具体的な内容についてですが、

今までの旅程を一日ずつ分けて、そこで出会ったドラマに加えて、観光地、移動手段、食事、ホテル、注意点など、詳しい情報を記事に起こし発信していこうと思っています!

 

現状提供できる物語はこちら ↓

 

【今までの渡航歴一覧】

2016年2月~ イングランドスコットランドアイルランド、パリ近郊

2016年8月~ オーストラリア(メルボルン)←語学留学

2017年2月~ スペイン、モロッコポルトガル

2017年8月~ 中国、ウイグル自治区カザフスタンウズベキスタン

2018年6月~ ウラジオストック(ロシア:シベリア)

2018年8月~ イラン、トルコ、ブルガリアセルビアボスニアヘルツェゴビナクロアチアスロヴェニア、イタリア、ヴァチカン


2018年10月~ to be continued

 

まだまだどういったスタイルで書いていくのか悩み中ですが、

みんながワクワクする記事が書けるように精進していきます!

 

それでは、旅は道ズレはじまりはじまり~